医薬品の供給につきましては、静岡市保健所へ派遣された薬剤師が、市や県から災害情報を得たのち、道路事情などを考慮した上で迅速に救護所へ供給できるよう取り組みます。また、各薬局からの供給につきましても、近隣の薬局で班をつくり、発災後には班長が開局状況を当会まで報告することで医薬品を救護所へ供給できる体制を整えております。
これらの活動は静岡市との防災協定に基づくもので、市民の皆さまの安心安全のため、会として万が一に備えております。

その他、能登半島地震では医薬品の供給が困難になった地域へ静岡県薬剤師会からモバイルファーマシーという医薬品供給のための特殊車両が派遣されました。静岡県薬剤師会からの要請を受けた際は、当会からも派遣できるよう会員に向けたアナウンスを行っております。このモバイルファーマシーには、粉薬を分包する機械の他、無菌的な調剤を可能にするクリーンベンチなども装備されております。市民向けの健康イベントなどにも出動し皆様にご紹介させていただくこともございます。見かけた際にはぜひお立ち寄りください。